蓮唐草綾織り
今月から日本の裂地を紹介してまいります。
この「蓮唐草綾織り」は東大寺の幡の断片と伝えられる裂です。幡とは寺の柱につるすなどした旗です。文様は浄土に咲く花、蓮であります。蓮はエジプト、インドで文様化され、仏教と共に北魏の頃、中国へ伝わり我国へは、飛鳥時代に伝来した。
日本では、この12世紀より古い裂地は、ごく希少で8世紀から400年間は空白である。
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蛮絵
京都東寺に伝わる「蛮絵」の獅子裂地。前述の裂同様、鎌倉時代のもの。
荒い麻の上に木版で獅子を絵描き、口と目に朱を施している。獅子熊、尾長鳥などの丸紋を木版に彫って凸版とした型を墨で摺り、朱を捜したもの。下絵武官、随身の褐衣に用いた。左近衛の随身は、獅子の丸を右近衛の随身は、熊の丸をつけた。
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