速玉裂 服紗 鎌倉時代

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熊野速玉大社の御神宝のひとつ、後醍醐天皇が寄進したと伝えられる唐櫃の内張りに使われていた布を服紗仕立てにしたもので、表千家 即中斎宗匠が「速玉錦」と揮号されている。素朴な緯錦で蓮を表現している。

鎌倉時代の織物は概して単純な文様の繰返しに終始することが多く天平時代のすばらしい織物がこの500年間 どのように変遷していったのかは遺例がないため不明である。

このつづき裂は、重要文化財に指定されている。


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柏紋錦織 神宝裂 室町時代

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あまりにも素朴すぎる文様と織技法、鎌倉室町時代の織物は、多分このような単純な文様の繰返しを緯糸の色替えだけで表現できたのであろうか。(国営 織部司が独占していた織布技術が民営に流出した)天平時代に開花した錦や羅や経錦はどうして織られなくなったのか興味を惹かれるが、違例があまりにも僅小であるため想像だに出来ない。


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