ぎをん齋藤
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着物と帯

  • 9月の着物と帯コーディネート 大城 大

9月の着物と帯
コーディネート 大城 大

雲井 付下 濃緑地 蝶鳥縫い

在原業平は平安初期の貴族で、和歌が得意な色男として知られています。その業平が好んで用いたことから「業平菱」と呼ばれるようになった三重襷柄の金彩に、蝶鳥を刺繍したこちらの着物は、いわゆる「有職(ユウソク)柄」の付下になります。有職=格高!と脊髄反射される方もいらっしゃいますが、全てがそう、という訳ではありません。あっさりと七宝だけで仕上げたりした小紋などもございますが、七宝だって有職柄。本品については、幅広いシーンにご着用いただけるような構成としています。袋帯にてバッチリフォーマルも狙えますし、大城はここでは名古屋帯をあわせて観劇向きをイメージしてみました。

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塩瀬 染名古屋帯 薄鼠地 御所萬歳之図

神坂雪佳の描く「御所萬歳」を塩瀬帯にしています。「萬歳(まんざい)」とは新年の言祝ぎの話芸として興った伝統芸能のひとつ。そのルーツは雅楽の「萬歳楽(まんざいらく)」という曲にあるとも言われます。「萬歳楽」は唐のある賢帝の治世に鳳凰が「賢王万歳」と鳴いたものを模した楽曲という説もあるとかで、鳳凰もあしらわれているこの着物にもピッタリ!とコーディネートしてみました。小難しいことは抜きにしても、雅楽や能などの舞台を想起させる着物帯の取り合わせに、雪佳の優しいタッチも加わって、我ながらお出掛けしたくなる装いではないかと気に入っております笑

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