齋藤織物 株式会社

    
2018年/07/04
製織に欠かせない小道具の一つである"入尺”。

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入尺は職人のお手製です。使い込まれてヨレヨレ・・・。

織物を機からおろした時、その後の加工、仕立上がりに至るまでの縮み具合を予測し、その分をプラスして織るために入尺を使います。

織物の種類によっても違いますが、同じ織物を織っても、織手によって経糸のテンションが違ったりするので、縮み方が違ってきたりもします。
"6分の入尺"なら、長さは1尺につき6分長くなります。
厚紙に1尺6分の長さを計って切り取り、モノサシを手作りします。
それを10等分にした間隔のメモリを打ちます。(職人ごとに作りが違ったりしますが。)

1尺ごとに、4分だったり5分だったり・・・各種取り揃えています。(笑)

縮む事を予測して仕立て上がった状態の太コと腹の中心を寸法通りぴったりにするのはなかなか難しいです。


安井