ぎをん齋藤
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齋藤康二

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京都東山の祇園一角に店を構えて170年余り、
呉服の専門店として自社で制作した独自の
染物・織物をこの弊店で販売しています。
ぎをん齋藤の日常からこだわりの”もの作り”まで、
弊社の魅力を余すことなくお伝えしていきます。
皆様からのお問い合わせ、ご質問などお待ちしております。
◆お問い合わせ
ぎをん齋藤 齋藤康二
TEL:075-561-1207
(Mail) gion.saitokoji0517@gmail.com

コロナとのながい闘い

昨日またニュースで緊急事態宣言の延長に関する情報が流れていた。

驚いたことに今年1月からこの9月末までで、コロナ感染症対策における政府からの

発出がなにもなかった日はたったの28日だそう。

それ以外はすべて緊急事態宣言か、まん延防止等重点措置が発出され、東京を中心に

地方も含め常に何らかの規制がかけられていたことになる。

まずこの数字に驚かされる、人流が懸念される各種サービス業は今年1月からたったの28日

しかまともに営業することができなかったことになる、コロナに感染する恐れも最大の

恐怖だが、この経済状況もまさに緊急事態である。

そしてまた今回、政府はさらに緊急事態宣言を延長し、また特に秘策もない。

はたして9月末以降もどうなることか、、、、

全てを国のせいにはできないが、依然としてコロナ対策はうまくいってない、政策は功を

奏していないという結果に対して、政府は内閣総理大臣をかえる前に国民へきちんとした

説明責任を果たす義務はあるのではないか。

現在、また緊急事態宣言を延長するにもかかわらず、何を焦っているのかコロナそっちのけ

で政府与党内は以前より活発に行動し、蜂の巣のように群がって動き回り、必死で核となる

何かを守ろうと働き出している。

無論、言うまでもなく局面が変われば期待もするが、相変わらずの説明不足という

得意技でズルズルといかれては次ぎの内閣もそう期待できるものではないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

9月のコーディネート

朝夕が少しずつ涼しく感じる頃になりました。

この時期の夕暮れは特に美しく、ひぐらしのBGMも心に滲みます。

さて、9月の着物と帯のコーディネートは袷にしました!

あれ?単衣じゃないの??

という方もおられると思いますが、今回は秋冬を控えた先取りコーディネートです。

着物:

雲井濃緑(トクサ色)蝶鳥付下

生地は雲井、しっかりした地色に刺繍された鳳凰と蝶、それに花菱の金彩が

バランスよく施されたリズムのいいお召し物です。

その鳳凰の尾は色とりどりの色糸で、また脇役の蝶は”白よごし”という

ほんの少し黄味がかったような白糸を使って表現しています。

<鳳凰と蝶に花菱の金彩>

 

 

袋帯:

上代錦織段文様袋帯

錦織のなかのひとつ、緯錦(ぬきにしき)という織り方で形成された織物。

特徴は緯糸(ぬき・よこいと)に色糸・金糸を使い段文様や柄を色鮮やかに

織り上げ、ふっくらした風合いに仕上げました。

柄はすべて金糸で表現し、中央アジアの香り漂う魅力的なおしゃれ袋帯となっています。

<着物と帯の正面>

 

着物のトクサ色と金糸を基調とした袋帯の色彩構成はとても相性がよく、

格調もありながら程よくおしゃれに着こなしていただく幅広い

コーディネートとなっています。

 

いかがですか、ぎをん齋藤ではすべての品を”作品”と位置付け、一つ一つ丁寧に

そしてまた厳密に制作し、毎月ホームページから”今月の着物と帯”としてご提案しています。

たくさんの物を次から次へという訳には参りませんが、丹精込めて作り上げた

ぎをん齋藤のもの作りをどうぞご覧くださいませ。

 

 

 

 

展示会予告

梅雨のような雨も上がり、ようやくまた夏らしい日差しが戻ってきました。

今、ぎをん齋藤ではこれからの展示会に向けて、”物作り”に勤しんでいます。

染物、織物、すべての品々にぎをん齋藤の色や柄行が表現されるよう、

厳密に判断し、こだわりながら各制作過程を進めています。

そして、それらの品々が会場に陳列されると、瞬く間に華やかなぎをん齋藤の

世界へと移り変わっていくのです。

その光景をぜひ皆様にも味わって頂きたく、現在、万全の体制を模索し検討しながら

準備を粛々と進めておりますので、また改めてご案内申し上げます。

世の中は新型コロナ感染症の拡大でたいへんなことになっています。

昨年とは比べようがないほど感染は拡大し、もやは効果的な対策がないほど

手の付けられない状況になってきています。

そしてこの感染症はほんとうに怖いんだ!と今回の拡大で改めて感じた人も

多いのではないでしょうか。

この新型コロナ感染症がこんなにもながく、そしてさらに強く猛威を振るうと

誰が想像できたでしょうか。

もう限界です、今こそ日本国民が一丸となって、このウイルスに打ち勝つ!と

強い信念を持ち、行動していく時ではないでしょうか。