ぎをん齋藤
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齊藤康二

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京都東山の祇園一角に店を構えて170年余り、
呉服の専門店として自社で制作した独自の
染物・織物をこの弊店で販売しています。
ぎをん齋藤の日常からこだわりの”もの作り”まで、
弊社の魅力を余すことなくお伝えしていきます。
皆様からのお問い合わせ、ご質問などお待ちしております。
◆お問い合わせ
ぎをん齋藤 齊藤康二
TEL:075-561-1207
(Mail) gion.saitokoji0517@gmail.com

”春”!

陽気な日々が続いていますね。

ようやく3月、寒~い冬も終わり日の光を浴びると

生命の実感がわいてきます!

また太陽の尊さみたいなものもこの季節になると再認識するように、

”春”というとなにかしら心はずむ気持ちになります。

そして、さていよいよ着物シーズン到来!といきたいとこですが、

今年も世間は足踏み、せっかくのいい季節を満喫というわけにはいかない

ようです、、、、がそこは臨機応変、工夫をこらして楽しみましょう。

また、全国の桜前線も活発にまってきますので要チェック!

京都の満開は今月末頃?との予報です、

本来の花を愛でる”花見”を楽しみに来てください。

 

御所解いろいろ

ぎをん齋藤【御所解】染名古屋帯のご紹介。

弊店の”御所解染名古屋帯”には特別な生地を使用しています。

一見普通の縮緬ですが、しぼが高く重厚感がある生地で

しっかりした厚みと手ごたえのある”織”が特徴。

染め上がりも良く、濃淡にかかわらず奥深い上品な色目に

仕上がり、縮緬特有の”つや”がまた華やかさを引き立てます。

柄の印象も高いしぼの効果でエッジが柔らかく表現され、

柄行全体もふっくらとした豊かさがあり、御所解文様には

最適な生地、そして染め上がりと言えるでしょう。

その細部にある魅力もふくめ、どうぞご覧ください。

 

御所解いろいろ

今回も”御所解”のご紹介。

ぎをん齋藤の【御所解】は主に染帯と訪問着の二種類、

染帯には柄が秋草、枝折戸、花車、献上花などいろんな柄の

バリエーションがあり、かたや訪問着は四季の草花に太鼓橋や扇面、

宝尽し、楽器などが入るもの、またはシンプルに四季折々の

草花(松竹梅、桜、杜若など)で構成されたものとある。

どちらにせよ、訪問着は四季草花が主役であり”平安御所”の絢爛豪華な

イメージをもった、最高級の訪問着となります。

どうぞご覧ください。