ぎをん齋藤
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田中創造

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京都・祇園の老舗呉服店『ぎをん齋藤』で、営業・制作に携わっております。古典に学び現代に活きる、オリジナルきもの・帯の創作舞台裏をお届けします。
~お問合せ~
ぎをん齋藤 田中 創造(たなか そうぞう)
☎ 075-561-1207 または 090-8880-1894(直通)
✉ gionsaito-tanaka@outlook.com

本日開幕!

石水博物館「布の道標~古裂に宿る技と美~」展、本日めでたく開幕です!

生憎の雨模様ですが、オープン直後から熱心なお客様が来館されているそうです。

会場の様子も送られて来ましたので、チラッとだけご紹介致します。

古裂というからには、きっと小さな端切ればかりだろう…とお思いかも知れませんが、ぎをん齋藤コレクションには、桃山くらいの時代の裂でも、かなりの大物もございます。

これまで古裂に興味の無かった方でも見応えのある展覧会になっていると思いますので、ぜひ足をお運びいただき、ご高覧賜れますと幸いです。

新作・摺箔屏風も登場致しますので「ぎをん齋藤」ファンの方も必見!ですよ(^^)b

詳しくはお近くの営業マンなどにお問合せ下さい♪

白い紙の上

突然ですが、こちらは何の写真か、お分かりになるでしょうか?

幾重にも貼り重ねられた楮(こうぞ)紙の上に、見る者の目を奪う世界が広がります。

これは、このところ弊店で取り組んでいる「屏風」の下地、土台になるものです。写真のものは「摺箔屏風」の新たな作品のための下地です。

記念すべき第一作の「波濤図」屏風は、現代アート作家「杉本博司」さんに寄贈しましたが、第二作目の「日月屏風」は、4月17日(土)から三重県津市の「石水博物館」さんで開催される「ぎをん齋藤 古裂コレクション展」に出品すべく、昨日京都を旅立ちました。

徐々に多くの方に全貌をご覧いただければと考えている「摺箔屏風」ですが、一作ごとに真っ白なキャンバスの前で立ち止まり、試行錯誤を繰り返しながら、制作を続けております。

この屏風をはじめ着物・帯以外の分野でも、ぎをん齋藤と齋藤貞一郎の思い描く日本染織の美を継承することが出来れば幸いです。

気持ちも新たに…

今年は全国に先駆けて開花した、京都の桜たち。早くも身頃…もとい見頃のピークを迎えております。明日は桜名所の大方の場所で花散らしの雨となりそうです。。

淀の河津桜が咲き始めてから、仁和寺の御室桜や原谷の枝垂れ桜が散るまで、同じ「桜」といえど開花のタイミングは京都市内でもバラバラです。この狭い範囲内で一か月以上にも渡って桜を楽しめるのも、京都の魅力かも知れません。

さて、桜と言えば新年度、新学期、新たな生活のスタート!というイメージもついて回ります。
私ども「ぎをん齋藤」におきましても、ささやかながら小さな変化がありました。

先月後半、ちょうど桜の花が咲き揃うのと時を同じくして、将来の「下絵職人」を志望する若者が入社致しました。
手描き友禅を専門的に学ぶ学校を卒業し、一通りの知識は得ているものの、採用に至った一番の理由は、その熱意やバイタリティといったところで「ものづくりが好き!」という気持ちを買った経緯でございます。

しばらくは下積みの期間で、苦しいこともあろうかと思いますが、将来の「ぎをん齋藤」を支える柱となるべく、頑張って欲しいと願っております。

下積み期間の指導は、私の主に務めるところでもあり、いよいよ責任の重さを痛感しております。この重みに両肩が耐えられるのか…私も気持ち新たに、愚直に「頑張る!」を積み重ねる再スタート地点としたいと思います!