几帳 2020年04月21日 道長ぼかしに几帳をちりばめた付け下げです。 几帳とは平安時代以降公家の邸宅に使われ、 二本のT字型の柱に薄絹を下げた間仕切りの一種。 簾の内側に立てて、二重の障壁とするほか 可動式の間仕切や目隠しに使われました。 参拝の折など、高貴な婦人の身を衆目から隠す障壁、 荷物などを見苦しくないように隠しておく 目隠しとしても使われたそうです。