ぎをん齋藤
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コロナ禍での第71回秋の京都展

今月19日より26日までぎをんの店で第71回の展示会を開催する。

勿論コロナの感染を予防した設営を行うわけだが出来る限りの感染予防対策をもって開催する予定である。

京都での展示会は期間が長いので、そう混み合うこともなく「三密」を避けられるのが利点である。

70年展示会をして来て、その間には台風、大雨、大不況などの経験はあるが、感染症で中止を考慮する事など初めてである。

初回は昭和24年、日本がようやく敗戦の廃墟から立ち直り始めたので父親が展示会を決断したと聞いている。

私は満1歳だから、勿論記憶になく、多分展示された商品の隙間に寝かされていたのだろうと想像する。

どういうお客が来場されたかも想像だが、ぎをんの花街の女性が多かったと思う。

当時は舞妓だけでも100人、芸妓衆は数えられないと言う有様だから需要は多かったに違いない。

当時の日本の印象は「芸者、富士山(ふじやま)」と揶揄ていたので日本に駐屯する米兵などが花街の良いお客様だったに違いない。

しかも一般の女性も洋服より着物姿が多かったので展示会は盛況だったと聞いている。

兎に角、現下の状況は異例中の異例、早く平常な生活に戻れることを祈っている。