店主ブログ

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リアルとフェーク

最近の新聞記事はITにまつわるものが多いと感じるが、その中に自分の誕生日にネットで複数の同じ歳くらいの女性が祝ってくれて「いいね」をくれるという記事である。

 

友達同士の会話かと思いきや、有料で企画会社に依頼したバーチャル誕生日会だという。お金を払ってでも、お祝いしてもらいたいが、リアルな人間同士の付き合いはゴメンだという。

世の中も変わった、ここまできたか?というのが私の第一印象である。

 

しかし少し考えてみると江戸落語にある「女郎」の言葉を信じて遊びに来る男が「年季が明けたら一緒になろう」という言葉を「フェーク」だと半分わかっていても懲りずにお金をつぎ込む。似たような話だが、ただこの二つの話に決定的に違うのは「肉体」というリアルの存在感である。

 

肉体というこれ以上ない即物性を現代人は感じ無くてもいいというのか?これでは結婚しない若い人が増えても致し方ない。

 

なぜこんなことになってしまったのか私には理解できない。人間同士の繋がりを「楽しむ」のではなく「ストレス」と感じてしまうということか?私には心が歪んでいるとしか思えない。

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