ぎをん齋藤
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屏風の制作

 

杉本さんから貰った「屏風」のアイデアから、いよいよ本格的な制作を始めた。

染織の技術を生かした屏風作りは明治時代に、日本刺繍の高度な技術を生かして虎や孔雀の図を輸出していたり、西陣織を屏風に仕立てる歴史は日本にはあるが、「摺箔」で屏風を作ったものは私は知らない。

勿論、私自身、染織品を「きものや帯」以外の制作するのも初めての経験である。構想は二曲一双の「波涛図」としている。半面は銀波と半面は大きな金波がぶつかる雄壮な構図にしたい。

以前から日本の染織技術をきもの以外の物で海外に紹介したい、必ずや日本人の豊かで繊細な美意識が外国で高く評価されるべきだと考えてきた。そのチャンスが巡ってきた予感がする。表具師さんとも入念に打ち合わせを行い、完成の暁には是非「パリ」へ持ち込んでフランス人の評価を得たいと考えている、その節にはまた杉本さんのご助力が必要かもしれない。