ぎをん齋藤
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意を決して上京する

ほとんど会社以外は外出しない昨今であるが、意を決して上京し「杉本文楽」を鑑賞した。

その理由は例の「金銀摺箔波濤図屏風」が舞台で初めて披露されるからである。

以前からその予定を聞かされていたので、何としても行かなければと数日前から緊張しながら午後の新幹線で「渋谷」に向かった。

目的の場所は「旧渋谷公会堂」、名前を「LINE  CUBE 渋谷」と変え、リニューアルされた、その「こけら落とし」に杉本文楽をやることになったらしい。

公演中の撮影は禁じられていたがNHKのカメラが入っていたので近いうちに放映されるであろう。

前から二列目の中央の席を杉本さんが用意してくれたので、いわゆる相撲でいえば「砂かぶり」とも言えるロイヤルシートは太夫の激しい息遣いが伝わり迫力があった。

演目は「近松門左衛門作」の「大蛇退治」で摺箔の大波が大蛇のように見えるから舞台装置はバッチリだったが残念ながら、ちょっと屏風の幅が狭かった。

二曲一双の屏風だが6人も演者が居並ぶなら二曲二双で制作すれば良かったと後悔。

後半の演目は観ないでホテルに直行と慌ただしい一日だったが何か責任を果たせような満足感が心に満ちる。