ぎをん齋藤
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断捨離す

何を断捨離するかというと、

私が若い頃に勉強のために買い集めた「近代」に入ってからの名工による帯や着物を手放そうと思っている。

今はもう売っていない技術が昭和の時代にはまだ可能であった頃の名品である。

「布」通の人や他人が着ていないレアー物が好きな人にはたまらない「逸品」を手放そうというのだ。

今の若い社員がそこそこの歳になればその良さがわかるのだろうが、

私が蒐めたのだから私が処分してしまう方が決まりが良いだろうと決心した訳である。

例えばどんなものかというと人間国宝だった「芹沢銈介」の「紅型染帯」、

宮古島では珍しい「絹の絣着尺」、

特に素晴らしいのは人間国宝であった「越後上布作家」、「鈴木苧紡庵」「27ヨミ越後上布」である。

27ヨミとは縦糸が一寸間に27本使われているということで現在では20本が限界だと言われている。

麻の糸を産む指先の技術が現代人とは違うのだ。

これを新潟の越後上布産地から組合の幹部がわざわざ「ぎをん齋藤」まで見学に来た位だからミュージアム アイテムである。

私は何故か上布が好きだったし祖母が夏は上布を毎日着ていたせいもある。

他にも千總「総柄小紋」など、珍しいものがあるが、どれも「未仕立て」の「新品」である。

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