ぎをん齋藤
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展覧会レセプション

6月18日、細見美術館に於いて「布の道標」展覧会、オープニングレセプションが開かれた。

私は相変わらず声が不調でスピーチは心配だったが、会の趣旨からして、私が一言挨拶しないわけにはいかないと意を決して御礼を述べた。

当日は快晴に恵まれ、招待客100名ばかりの前で5分ほどのスピーチを行なった。

その内容は私がコレクションを始めた動機や近所に裂を扱う古美術商が偶然、多いことなど歴史的に新門前通りは古裂が集まる特殊な因縁などを紹介した。

私のスピーチに続き乾杯に入り、ご発声は冷泉家 現当主 冷泉為人氏がされた。いかにも古都京都らしい人選と納得をする。

作品展示は裂がむき出しのものが多く、裂の表情が生々しく迫力が増したように見える。

学芸員から裂の展覧会は珍しく、来客の顔ぶれがいつもと違うと聞かされ、裂を土地柄のせいか、好きな人が多くオープンしてまだ数日だが出足は好調とも報告を受けた。