ぎをん齋藤
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聖観音立像

友人の陶芸家に依頼して作ってもらった陶仏の観音さまがようやく我家の坪庭に鎮座した。

 

友人は高校のクラスメートで清水六兵衛窯で長らく修行しただけあって腕は間違いない。抹茶茶碗や水指など茶陶を多く作ってきたが近年、陶仏や宝塔などを製作していたので観音さまの製作を依頼していた。

 

 

この作品は信楽の土を用い、穴窯で焼いたもので高さは40cm程で光背には墨色の灰が掛かり自然な景色を生み出している。特にお顔がガンダーラ仏を想わせる西洋的美人なところがとても気に入っている。

 

次は敷き詰めた白砂利を取り除き、苔に敷き変えれば一つの小さな宇宙が完成する。