ぎをん齋藤
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裂の展覧会

現在、九州国立博物館では加賀前田家に伝来している名物裂の展示会が開催されている。

これもコロナウィルスのせいで半年遅れの開催となり今月24日まで開催している。

私のコレクションの中から数点、寄託展覧されているが自分の体調を考えると太宰府まで見に行く自信はない。

また三重県津市の石水博物館でも「齋藤コレクション展」が開催予定で、こちらには新作の「摺箔」屏風も展観される予定である。

そろそろコロナ騒ぎが終息することを睨んでの開催となっているが、実際に開催に漕ぎ着けるかは不明である。

出来るだけコロナという言葉は使いたくないのだがこれほど世界中に蔓延した天災を避けて通れないのが悔しい。

悔しいがせめてこんな時こそ目新しいものに挑戦して時間を無駄にはしたくない。

着物革命の準備を怠りなく実行して21世紀の呉服業界を展望するのだ。