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2017年/05/17

7年前から東京で開催している夏物のきもの、帯展は徐々に定着しつつある。

いつの頃からか6月に入ると夏帯に単衣物、夏襦袢、7月、8月は透けた生地のきものに夏襦袢、9月は6月と同じという流儀が決まりごとのように教えられ、現代の一部のコミュニティーでは結構厳密に励行されている。もちろん江戸時代まで遡ると違う決まり事があったに違いない。

真夏にきものの正装で出掛けることは稀であろうが、6月、9月は結構、催し事があると聞く。そんな折に着るべききもの、帯が世間であまり売られていないので、ぎをん齋藤に問い合わせいただく方が多い。

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私自身は夏の素材、薄絹、麻、ピーニア、葛、藤布、蓮など創作意欲が湧く素材が多いので作り手としては楽しいのだが、消費と結びつき難いのがたまに傷である。

以前にも述べたが夏のきもの姿は決して涼しくはない。汗ばむのは我慢して相手に清涼感を与えるのが日本の謙譲の美徳の心である。

「武士は食わねど高楊枝」の心意気であくまでも涼しげに着てほしい。



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