3月の着物と帯
コーディネート 宮林渉
雲井 付下訪問着 古代裂 切付 源氏物語
弊社のラインナップでも古代裂を用いた 着物や帯は正に出会いのお品物でございます。なぜこの様な希少な裂で表現出来るかというと弊社のある地域は骨董通りと言われる程 骨董屋さんが立ち並んでおります そんなご近所のよしみもあり 特別な裂をみるのに良き環境にある事が大きい そして当時の染と織の技術を今に活かす為に 時には職人さんに「昔はこんなに技術が高かった」というのを実際に観てもらい 追いつけ追い越せ!の思いを以って 研究材料をしております そんな古代裂を切付けた付下訪問着のテーマは源氏物語 付下訪問着と表現しておりますが、そんな枠を超えて帯を変えていろいろなシーンでお使いいただけましたら幸いです わたくしのおススメは お洒落なシーンでサラリとお使いいただきたく思っております
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縮緬 染帯 御所解
弊社の人気な染帯 御所解 近年 紬に合わせてお使いいただく事が非常に増えてきました マットな感覚に帯は少しの華やかさがあっても良いとお考えの愛好家の皆さまのお声 当然 小紋や無地一つ紋 帯とけんかしな程度の付下は得意とするところ 色によっても大きくイメージが変化しますので お好きな方々は今度の色目はコレ 次はコレ とお選びいただいている 皆さまもお気に入りの一本をみつけていただけましたら幸いです
¥245,000₋
御所解 染帯 お腹のイメージ
きものには草花の表現が無く 空間の間もとれている柄付
対して御所解は ご覧の通りの草花尽くし
そしてグッと詰まった柄付と
着物と帯の構成で 上手く集散が取れている事と存じます
上前と衽をあわせた 前柄の雰囲気です
金霞がよいつなぎの役割を果たしてます
背筋 右後ろには扇を表現した切付を入れてございます
古代裂の色目がそれぞれ違いますので 帯合わせもしやすい事と存じます
今回の様に効かしの赤(紅)も地色との相性が良いですし
水色系の帯もキレイです
草色系もよいと思います
言い出すと切りが無いので シーンに合わせて色目を変えてお楽しみ下さい