ぎをん齋藤
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夏の御所解

こんにちは!今日は曇り空の京都ですが、いまにも雨が降り出しそうな蒸した気候です。こうなると梅雨もすぐそこ、という気配が致しますね。過ごしやすい時期は一年の内わずかしかありません(笑)

さて、いよいよ来週です。銀座かねまつ「夏のはんなり展」!皆さまご来場のご予約はお済みでしょうか(^^)/

 

「夏の」とか「薄物の」とか申しますので、「私は夏物は着ないから…」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、まぁそう仰らず、ぜひ一度見に来てください。こう暑い時期が長くなって参りますと、薄物でなくとも従来の単衣着物を着用する時期もどんどん広くなっております。

そういった「仕立て次第で袷でも単衣でも使える」着物もご覧いただけますし、次の東京方面の陳列会は年末の「師走展」までございませんので、秋物のご用意もしております。何より数百点に及ぶ手作りの逸品が一堂に陳列される数少ない機会ですから、ご都合がよろしければぜひ週末の間にご予約・お問い合わせをお願い致します!

 

…とはいえ、せっかくなので薄物のご紹介を(笑)

昨日、関東方面から京都にお越しのお客様がご来店いただきましたが、やはり「ぎをん齋藤と言えば御所解!」というイメージは広く浸透していますようで。この業界にあって大変ありがたいことだと改めて感じております。

御所解のいわゆる「定番柄」、黒地も皆様のイメージに強く残っているものではないでしょうか。こちらの写真は生地に「立絽」を用いており、夏の染帯としてお使いいただくタイプです。御所解文様自体に季節はございませんので、袷の帯にも夏の帯にも一番人気の定番として、看板商品でございます。

次にご紹介しますのは、夏帯専用の柄「夕顔」のタイプです。御所解に季節なし、とは言え、この地色にこの柄行ですと、いかにも日差しの強い季節にピッタリ、という感じですね。こちらも生地は立絽ですが、駒絽のタイプも雰囲気が違って面白いです。

そして最後はこちら、新作の「萩・桔梗」のタイプです。まだ数本しか作っていない新しい柄ですが、これは人気が出そうな予感がしております!第一印象の鮮烈さ、豪華さという点では定番柄に一歩譲るかも知れませんが、可憐さ、品の良さ、涼やかさでは負けておりません。「夏帯の定番柄」となる可能性を秘めた新柄です(単なる田中の好みかも知れません…)

生地の「夏紬」も雰囲気がありますが、陳列会には駒絽のタイプも持って行く予定です。

 

看板商品の「御所解」にもさまざまなバリエーションがございます。いわんや着物についてはすべて一点もので色・柄・加工を考えに考えてお作りしておりますので、珠玉の逸品の数々を、ぜひ直接ご覧になってくださいね♪

 

 

京・ぎをん齋藤
田中 創造(たなか そうぞう)

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