ぎをん齋藤
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躑躅

突然ですが「躑躅」何と読むかご存知でしょうか? 田中は5秒くらい眺めていると思い出しますが、書ける気はしません。

 

そうです、「つつじ」ですね。学校や公園、道路の植え込みなどによく使われていますので多くの方に馴染み深いお花ではないかと思います。私は躑躅が咲くのを見ると、入学式や始業式の妙に晴れた空や光の色、えも言われる期待に満ちたソワソワ、ウキウキ感を思い出します。そういう日に雨の記憶が出て来ないのは不思議なものです。

ぎをん齋藤、本日より前代未聞の分散勤務体制に入りまして、私は在宅勤務の日になりますが、普段の通勤路にも躑躅が綺麗に咲き始めています(写真は昨日、通勤中に撮影したものです)。

調べておりますと躑躅の栽培の歴史は古く、万葉集にもつつじを詠んだ歌がいくつか収められるなど、時代時代の人々に愛でられてきたことが推察されます。

女性の美しさを形容する比喩としても多く使われておりますが、大きい花が数多く一斉に咲き誇る様子は、現代でも目をひきつけられるものですね。

 

こうなると俄然、田中の思考は「躑躅の着物って無いんか」という方に向かっていきます。職業病です。時期が限定されるからか、絵にするのが難しいのか、店の着物でも一つか二つくらいしか見かけた覚えがありません。

来年以降になるかも知れませんが、ネタとして調べてみようと思います。いつか躑躅の着物がお目見えしましたら、その裏には田中が暗躍しておりますのでご注目ください(^^)/

『柴田是真の植物図』(光村推古書院)より

 

 

~どうでもいい話~

躑躅に関連してドウダンツツジの事を調べておりましたら…

「…日本の本州、四国、九州の温暖な岩山に生えるが、自生地は少ない…」

ん?白生地は少ない?どういうこと?

 

職業病です(笑)