ぎをん齋藤
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京都薪能

あっという間にゴールデンウィークも過ぎ去り、すっかり季節は夏めいて参りましたね!
…というのが例年のことなのですが、今日はお天気が悪いこともあり、少しひんやりした空気でございます。

さて、昨日はゴールデンウィークを締め括る「天鼓」のワキ謡い(前回の記事をご参照下さい)も無事に務めまして、昨年に舞台板が新しくなった大江能楽堂で、清澄な空気を味わうことが出来ました。

(朝一番、無観客の状態で撮影しましたので、画像では「敦盛」となっていますが…)

 

さて、GWの連休が済んだら、次は夏休みを楽しみに頑張ろう!という方も(田中を含めて)多いことと存じますが、本格的な盛夏を迎える前にも、京都では色々なイベントが催されます。

本日ご紹介するのは、3年ぶりに復活する「京都薪能」です。

京都岡崎に鎮座する平安神宮の境内に特設の舞台をつくり、薄暮の中に篝火を焚き、神宮の朱塗りの社殿と共に闇夜に浮かび上がる舞台の上で、観世・金剛・大蔵の各流派による能・狂言をお楽しみいただくイベントです。

能楽のふるさと、古都・奈良で千年以上に渡って行われる「薪御能(元は薪猿楽)」に倣って、昭和25年に始められたそうですが、近年は国内のみならず海外からも大勢のお客様がいらっしゃる一大行事となっております。

記念すべき第一回では、田中のお師匠様のおじい様に当たる「6世大江又三郎」さんが「羽衣」を舞われたとのことで、公式ページに当時のお写真も残っておりました。

↓↓京都薪能 公式ページはこちら↓↓
本日公開! – 京都能楽会 京都薪能 ―Kyoto Takigi-Noh― (kyoto-nohgaku.or.jp)

 

久しぶりの京都薪能は、令和4年 6月1日(水)、2日(木)の二日間、夜18時から開催されます!
場所は平安神宮境内、雨天の場合はお隣のロームシアター京都にて開催予定です。

初日の取りには、田中のお師匠様である大江信行先生が「龍虎」を舞われます。「日本一ノッポな能楽師」でいらっしゃる先生の舞は、長い手足と相まって非常にダイナミックで見応えがありますので、ご興味のある方はぜひご一報ください♪

 

また、より深く薪能を楽しんでいただくために、当日の14時~ロームシアター京都にて、出演者による公開レクチャーも行われます。入場無料との事ですので、こちらも覗かれると夜の薪能が更に味わい深いものになる事でしょう。

↓↓気になる方はこちらのリンクをご覧下さい↓↓
能の世界へおこしやす ―京都薪能鑑賞のための公開講座― | ロームシアター京都 (rohmtheatrekyoto.jp)

 

連休後も色々な催しが目白押しの京都です!お時間を見つけて是非お越し下さい!
その折には是非「ぎをん齋藤」にもお立ち寄り下さいね(^_-)-☆

 

 

~お問合せ~
ぎをん齋藤 田中 創造(たなか そうぞう)
☎ 075-561-1207 または 090-8880-1894(直通)
gionsaito-tanaka@outlook.com