ぎをん齋藤
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細見美術館 展覧会

気がつけば6月も半ばを過ぎ、7月の姿がおぼろげに見えて来たような気がします…

今年の7月は何と言っても祇園祭!山鉾巡行が3年ぶりに復活します。

更にぎをん齋藤「夏の特別展」!弊店のものづくりも復活しております。最前線をぜひご覧下さい。

そしてそして、岡崎は細見美術館さんにて、ぎをん齋藤のものづくりに焦点を当てた展覧会が開催されます!

5年ほど前に、先代の蒐集した「古裂」のコレクションを展示した「布の道標」展は、ご記憶の方もいらっしゃると思います。
昨年は三重県津市の石水博物館さんでも同様の展覧会にて取り上げていただきました。

今回は、ぎをん齋藤だけではなく、同じ新門前通りにお店を構えてらっしゃる、草木染の「染司よしおか」さんとタイアップの形での展覧会となります。

もちろんコレクションの古裂も数多く展示されるのですが、本展の大きな特徴は、古い時代の遺物と、それらにインスパイアされた現代の制作物(ぎをん齋藤で言うと勿論きものや帯も含まれます)が、併存して展示されている点です。

 

両店の先代…齊藤貞一郎と吉岡幸雄には、それぞれ古い時代の布帛を熱心に研究し、古裂を通して古代の先人たちと対話するかのように、自身の理想とする染織品を創作し続けて来た、という共通点があります。

生没年もちょうど二年違いで、まさに同じ時代を生き、日本の染織史に確かな足跡を残した二人にスポットライトを当てた展覧会になります。

 

細見美術館と言えば、琳派のコレクションも有名ですが古美術を中心とした展示を得意とされている館です。それが、つい最近まで現役で制作活動を続けていた「現代の人物」を取り上げるということで、何やらドキュメンタリー映画を見るような一味違った展覧会になるのではないか…と関係者としても一ファンとしても楽しみにしております。

古裂や染織に興味のある方はもちろん、そうでない方にも初見で楽しんでいただけるだけの、インパクトある内容になっていると思います…いえ、必ずそうなります!(笑)

 

ぜひぜひ、お立ち寄り下さいませ~♪
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