土佐光起
早いもので、明日はもう「後祭」の巡行日、ぎをん齋藤「夏の特別展」も終盤を迎えております。
店表の檜扇も、休憩所のお花も数日前に活け替えていただき、最後まで爽やかにフレッシュな室礼でお迎え致します♪
最終日の26日は午後から満員ですが、今日~26日のお昼頃にかけては、まだ受け入れ可能でございますので、急に「齋藤さん行ってみようかな!」と思いつかれた方は是非、一度お電話なりメールなりご連絡下さいませ(^^)/
さて、本日ご紹介しますのは、店の最奥、今回の陳列会場となっている部屋のお床に掛けてあるお軸です。
番の雉が描かれたこの絵、落款をよくよく見ますと「土佐光起」の筆となっております。
土佐光起とはいかなる画家か…いずれ土佐派の絵師であることは間違いなさそうだが…などと思い、軽い気持ちで「土佐光起 雉」と画像検索してみますと…
あった、あった!ありました!見事にこのお軸そのものの画像がヒットしました!
…ん?しかし、ページのタイトルをよく見ると…「店主のこだわり」…?どこかで見たような…
何と、弊店先代の昔のブログ(何回かプラットフォームを引っ越ししているのです)記事、それも10年も前のページが残っており(田中が入社する前です)、このお軸について書かれておりました。
読みながら、亡くなった先代の語り口調を思い出し、懐かしいような嬉しいような、ほっこりした気分になりました(*´ω`)