ぎをん齋藤
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齊藤康二

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京都東山の祇園一角に店を構えて170年余り、
呉服の専門店として自社で制作した独自の
染物・織物をこの弊店で販売しています。
ぎをん齋藤の日常からこだわりの”もの作り”まで、
弊社の魅力を余すことなくお伝えしていきます。
皆様からのお問い合わせ、ご質問などお待ちしております。
◆お問い合わせ
ぎをん齋藤 齊藤康二
TEL:075-561-1207
(Mail) gion.saitokoji0517@gmail.com

今年のお盆

2019年8月16日五山送り火

 

お盆

以前なら帰省や観光で大勢の人が京都に集まってくるのですが、

今年はいつもより【静寂】なお盆を迎えています。

 

お盆は年に一度、ご先祖様が浄土からこの世へと戻ってこられる時、

そのため仏壇を掃除し、お経をあげて頂いて、お菓子やお供え物を用意して

お迎えの支度をします。

そして16日にはご先祖様が浄土にお帰りになるため五山の送り火が行われ、

平安無事を祈って日常に戻るのがいつものお盆でした。

 

さて今年はどうなるのでしょう。

コロナ禍で送り火がないとか、燈す火を少なくするとか、、、、?

京都五山送り火連合会のお知らせには、令和2年度の京都五山送り火は

規模を大幅に縮小して行います、と掲示されていました。

どうやらいつも道理にはいかないようです。

そんなことは梅雨知らず、ご先祖様は無事に浄土へお帰りになられるのだろうか、、、

などと、コロナに加え要らぬ心配も頭をよぎります。

ともあれ、毎年のように弊店(我が家)のお仏壇は花やお供え物で準備万端、

ご先祖様をお迎えするため毎日お線香もたいて仏壇に手を合わせています。

 

思いもよらぬ、いろいろな方面へ悪影響を及ぼす新型コロナウイルス感染症ですが、

このコロナに負けないよう皆様と共に戦い、そして平穏な日常、ふつうの幸せが

戻ってくることを心から願っています。

 

 

 

 

 

 

ぎをん齋藤のスタイル

ぎをん齋藤が創り出すニュースタイル

きものというジャンルを伝統の枠組みから外すことなく、

日常の新しいファッションスタイルを築いていく。

 

老舗として歴史や文化、伝統や技術を知り尽くしているからこそ

提案できる【ぎをん齋藤の新しいコーディネート】をご紹介。

 

単なるファッションではなくその生地、柄には伝統や歴史の色が

職人の手によってしっかりと染め上げられ、織り込まれている。

その伝統と新しい形が融合する、そこから生まれるその品格は、まさにぎをん齋藤が

目指している次の新しいスタイルである。

 

ご来場、誠にありがとうございました。

昨日、銀座かねまつでの【夏のはんなり展】を無事に終え帰ってきました。

何よりもまずこのような状況下、銀座まで足を運んでくださいましたお客様、

そして温かいお言葉を頂戴した皆様へ感謝を込めて、心からお礼を申し上げます。

当日はたくさんの方々とお話をさせていただき、また皆様からのお気持ちやお声、

励ましなども頂戴し、日頃のご高配に対しまして改めて深くお礼を申し上げます。

ご意見にもありましたように、一日も早くお気に入りの着物で出かけられる、

そんな自由で平穏な日々が戻ってくることを心から願っております。

 

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