READ 2024.07.31 KIROKU/STAFF DIARY/ 橋弁慶山 先日24日に行われた祇園祭後祭り「橋弁慶山」と実は関わりのある齋藤織物。牛若丸の腕を覆う部分を新しくされるとのことで、ご縁があり、この度寄贈させていただくことになりました。この裂は遼代裂を織る機で織られ、本来は革箔を入れるところに存在感のある太めの金糸を入れて織り上げたものです。仕立てもしっかり仕…
READ 2024.07.06 KIROKU/OWNER DIARY/ 古裂・時代裂の貯蔵庫建設 今年1月から始めた古裂コレクションの貯蔵庫建設プロジェクト 先代から蒐集し始めた今では約100点にも及ぶ貴重な古裂コレクション、 時代と共に失われていく財産をより良い形で保管し、またその一部を関係者に「一般公開」 できるよう、齋藤織物の敷地内に貯蔵庫を建てるプロジェクトを年始から…
READ 2024.07.03 KIROKU/NEWS/ 古裂収蔵庫 アトリエの敷地内に七代目齊藤貞一郎が収集した古裂を展示する収蔵庫が建設されます。昨年から少しずつ工事が始まり、この度壁の制作に入りました。 地面の砂利と建物の壁が続いて見えるようにという建築家の方のコンセプトで、世界初の方法で石の壁が作られます。 枠の中に砂利が流し込まれます。…
READ 2024.06.11 KIROKU/STAFF DIARY/ 試織 紋屋さんから仕上がってきた新柄や、季節の変わり目で配色を切り替えるとき、経糸の変更後には、ひたすらに試し織りをする時期があります。糸の上がり方、組織。経糸の色が地色にどれくらい影響するのか。緯糸の混み具合、柄の出方。緯糸が裏にわたったとき表側へ響くかどうか寸法通りに織り上げられるか。どのくらいの時…