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筆 : 齋藤 康二

いよいよ鉾立も終わり祇園祭りの始まりです。

正確には7月1日からすでに始まっていますが、やはり鉾が立たないと

はじまりませんね。京都では梅雨は祇園祭りまでといいますが、毎年

ぴったりとその時が来れば梅雨明けということになっています。

誰かが操作しているかのように、、、

そして実は祇園祭りの始まりは雨乞いのためだったそうです。

お祭りは数年前から2回行うようになり、後祭りも賑わうようになってきましたが、

やはりはじめと後ではどこか活気がちがう気がします。

そして”あとの祭り”という言葉の由来はこの祇園祭りの後祭りからきたそうです。

(タクシーの運転手さん情報です、京都のタクシー運転手はみんさんお話し好きで、

ためになるお話しをたくさんしてくれます!勉強になります!)

みなさん、後の祭りにならないようぜひ京都まで足を運んで初夏の京都、

祇園祭りを堪能してください!もう梅雨明けです!

 

さて今回は夏の染帯

縦絽 白地 御所解 撫子蝶

白地はさわやかで、きものにも相性のいい帯です。

これは鮮やかな紫の濃淡で配色されています。

 

 

筆 : 齋藤 康二