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きものを愉しむ - 店主の記録 -

PLEASURE

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  • 2024.11.25
  • スタッフ日誌 / 
  • 店主日誌 / 
  • 筆 : 齋藤 康二

七つ参りに下鴨神社へ

先日、幸運にも天候に恵まれた晴れの日に娘の七つ参りにいった。 地元からすると氏神様は八坂神社になるのだが、私の出身校が下鴨中学、 そして親の住まいが下鴨に移ったことがご縁となり、三つ参りも 同じく下鴨神社で行った。 さて、皆さん同様子供の成長の速さに驚いている。 娘の…
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  • 2024.11.16
  • スタッフ日誌 / 
  • 店主日誌 / 
  • 筆 : 齋藤 康二

更紗 染名古屋帯

今回ご紹介するのは更紗の続き、銘は「縞柄文五種」という彦根更紗。 彦根更紗とは井伊家旧蔵に収蔵されていた古渡更紗のこと。当時、外来文化を尊重し新しい美の創造として指針を世に与えたものであり、今日もその魅力は色あせていない。 縞柄というと本来ならば織物のもっとも特徴的な柄の一つだが、…
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  • 2024.04.29
  • 筆 : 齋藤 康二

インド更紗 笹蔓手金更紗

さて、待望の更紗ができてきた。 私の第一作目はやはり「金更紗笹蔓手」と決めていた。 なぜなら我社が所有する古裂のコレクション、インド更紗(16世紀~17世紀)の中で 最も魅力を感じたものであったからである。 インド更紗が日本に持ち込まれたのが大航海時代の江戸初期、当時新しいものを取り入れるこ…
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  • 2024.03.28
  • 筆 : 齋藤 康二

辻が花から渡し縫いまで

辻が花というと自然の草花を具象化し、絞り染めで生き生きと表現する技法の一つである。 長く続いた応仁の乱によって当時多くの貴重な染織品が焼かれ消滅したが、 後の室町・桃山時代に入ると名物裂と共に新たな技術も渡来し、染織産業も盛んになるのだが、 その中で絞りといえば特に秀吉の「桐紋陣幕」は有名であ…
きものを知って きものを愉しむ