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宮林渉

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ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

ゴム糸目 糊置き!

皆さん、こんにちは!(^^)/

連投です^^

連投と言えば高校野球の決勝戦 金足農業のピッチャーは連投ですね!

北陸初優勝か、春夏連覇のかかる大阪桐蔭か!

どちらも精一杯プレーして下さい!^^

そしてお誂えの御所解染帯の加工途中をご覧下さい。

本来、お誂えでもお客さまにご覧いただく段階ではないと判断している「ゴム糸目」が終わった状態です。

友禅染めに置いて無くてはならない「ゴム糸目」「糊置き」作業ではございますが、

花形の加工では無い為、後継者がいない業種の一つです。

友禅や刺繍といった わかりやすい工程の職人さんは、まだ若手と言われる40代の方もいらっしゃるが

糊置きに関しては 若手で、ぎをん齋藤のお仕事をお願いしたい職人さんに巡り合えておりません…(-_-)

ブログを通じて、このような大切な工程もあるというのをお客さまにご理解いただくとともに、

我こそは!という職人さんからのご連絡があればと更新した次第です。

縮緬の凹凸ある生地に曲線でゴム糸目を置く作業は容易ではございません。

わたくしも研修で糸目の作業を経験してますが、ちょっと練習した程度で出来る工程ではございません。

下絵を正確になぞり、また手なりで筆の流れで極端に描かれた箇所は修正し、友禅がこぼれないように

しっかり防染の役割をこなす。

下絵→糊置き→友禅とざっくりした流れの中で、どんどん良く仕上がりへと向かわなければならないが、

絵心の無い糊置きをされると下絵の良さが無くなり良い仕上がりになりません。

このように良い糸目を置いてもらえると友禅の配色もダダーっと湧き出てきますし、友禅の職人さんも

「よし!今度は自分の腕のみせどころ!」と意気が上がる事でしょう!

そんな大事な「ゴム糸目、糊置き」のご紹介でした。

 

宮林でした。

 

 

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