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ぎをん齋藤スタッフによる、染めに関わるウンチク+京都な日々をお届けします。敷居の高い印象を持たれがちな弊店を、少しでも身近に感じて頂ければ幸いです。

十三参り

もしかしたらこれは令和初更新?
ちょっと連休で間を空けてしまいました。

ぎをん齋藤は来週末(5/24,25)の銀座展示会に向けて動いている最中ですが、

展示会関連の記事ばかり挙げるのも味気ないので笑、連休中の「十三参り」を投稿です。

 

「十三参り」は数え年13歳でのお祝い。

呉服屋的には大人と同じく「本裁ち」の着物に袖を通す、=大人になるための通過儀礼のような儀式です。

七五三の13歳版ですね(^^)

 

京都嵐山の虚空蔵法輪寺はその十三参りで有名でして、

このお参りで虚空蔵菩薩様から知恵を授かり大人の仲間入りをするのだそう。


お参り後、「渡月橋を渡り切るまで後ろを振り返ってはダメ」みたいなお話はどこかで聞いたことがありませんか。

振り返ると知恵を返さなきゃならないといいますから、なんともシビアです笑。

(順番前後しますが、上画像は帰りの様子。なんだか緊張感がある帰路でした。)

余談ですが、大城は正直このお参りのことを京都に出てくるまで知りませんでした。知恵授かってません。

そんな訳で、大城家の長男坊、この春めでたく中学生となりましたし、

知恵オプションは必須、もらえるもんならもらいましょうよと言わんばかりに勇んでお参りした次第٩( ‘ω’ )و

 

 

 

大体3月中旬から5月中旬にかけてがお参りの時期とされ、大城が出掛けた当日はGW期間中ということもあって結構な混雑ぶり。

一度に10名以上の子がまとめてご祈祷を受けます。
祈祷前の受け付けでは、毛筆で好きな漢字一文字をしたためねばならんのですが、上画像は大胆な字を書く長男…
一筆目、デカいだろそれは…
これから「夢」って書く気です。
仕上がりは想像にお任せします笑。

 

お堂での祈祷自体は20分程度でしたが、兄貴は心なしかここを境に頼もしくなった気がします。

心なしか、です笑。

こういう節目の行事、自分のことはさておいて、大事にしてあげたいと思います。