ぎをん齋藤
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宮林渉

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ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

20日(木)は銀座出張販売♪

皆さん、こんばんは!(^^)/

銀座出張販売に8丁目のホテルで開催致します。

20日(木)21日(金)で参るのですが21日のご予約が有難い事に、既に埋まってますm(__)m

よって20日(木)

14時30分頃から一時間程度

16時30分以降のご予約を承ります。

いろいろ取り揃えてご満足いただけるようにご用意致します。

今回ご紹介致しますのは、

ぎをん齋藤は「かたもの」も、いろいろ取り扱いがございますよ!という事を中心に♪

「やわらかもの」だけではございませんよ!という事で、

夏大島の付下をご紹介させていただきます。

濃い地色の大島なので透け感をご覧いただきたく立てて写しました!

小花を友禅で付下調子に柄付け致しました。

ここで前にも述べさせていただいた「紬の付下?」格は?

という事が、気になる方がいらっしゃると思います。

ぎをん齋藤としては、大島紬の縞模様と捉えていただいて、

気軽なシーンでお使いいただきたく思ってます。

世の中には同様の大島が何処かに存在しますので、ぎをん齋藤ならではの絵付けをして、今回は小花を描き、友禅を挿し、金彩を入れて仕上げた。という事です。

柄の雰囲気からしても、気軽にお使いいただきたく絵付けをしてございます。

あくまでお洒落を楽しむ中で、無地では味気ない。というところを埋めてご提案している次第でございます。

帯も紬素材に幾何学模様でお化粧を致しました(#^.^#)

スキッとしたお洒落な演出になっていると思います♪

帯の紬地は、織が変化に富んで、素材の良さが先ず目につきます!銀彩の下地に墨系の色を入れているのが大島紬の濃い地色をつなぐ馴染みの良さにつながっているのかもしれません。

次は黒地(濃地)でも「やわらかもの」の素材で蝶を絞った付下をご紹介します。

弊店で6月~9月にご着用下さい!とご提案させていただいている「すずかぜ」の素材で蝶を絞りました。

蝶には色を入れず、シンプルに仕上げました。

可愛い感じの蝶ですが、色を入れずに仕上げると、スキッとして、帯次第で大人っぽくもなり出来そうですね!

コンセプトとしては、御所解染帯に合せてコーディネートして欲しいが故に準備したような蝶絞りです。

きもののコーディネートでは、やはりお花を入れたいですよね?この思いは、「はんなり」が自然と意識の中にあるのかもしれません。

なので、お着物のコーディネートで草花は大事な役割をすると考えてます。

季節感の演出だったり、格をもたらせたり、いろいろございます。そんな大きな役割のある草花ですが、きものと帯の両方に草花を入れるとバランスが難しくなります。

共に草花が入っていても問題ないのですが、草花のおさえるべきポイントを把握して、、、

このお話しは長くなるので、そんな写真をアップする際にお話し致しましょう^^

蝶絞りに戻すと、柄のバランスは「間」を設けて柄付けしてございます。

対して御所解は「たっぷり」というテーマを持って柄付けしてございます。

お太鼓を作っても、柄がはみ出るように柄付けしてます。

よって蝶には「間」があり御所解は「たっぷり」と絵付けでトータルバランスがよくなる!とご提案してます。

着物と帯の構成の中に「集散」を設け、バランスを整えているという事です。

それも時代によって変化する「集散」だと考えられます。

大正時代は柄on柄というコーディネートが流行ってました。

ですから、総柄小紋に御所解染帯でコーディネートしても「良き!」なのですが、今の時代の風としては息抜きがあった方が「洗練されている」という受け入れとなっているのでしょう。

はい!

軌道修正して蝶絞りに合せた袋帯(^^)/

あれ?気軽?さっき御所解染帯と合わせる!といってたのに夏袋帯が合わせてあるじゃないか!

と、思いますよね^^

設定として、大人の女性がシックに黒で白抜きの蝶をお選びいただいた事を想定し、「御所解ではありきたりよね」というお声をいただいたら、どのようなコーディネートをするか!というテーマをもって合わせてみました(^^)/

かわいいけど、大人のしっかりとした部分も持たせて♪

みたいな。

 

実は、以前から顧客さまに「夏の黒地が欲しい!」というテーマをいただいてまして、自身の落とし込みを兼ねてブログに投稿した次第でございます^^

さてさて、お納め準備に戻ります。

お待ちいただいているお客さま、大変恐縮ではございますが、もうしばらくお待ち下さいm(__)m

最後に月末28日(金)29日(土)

と北九州か福岡にて出張販売も計画中でございます。

顧客さまのお返事次第となりますが、九州でもぎをん齋藤の物づくりを体感していただきたく思ってます。

初めてのお客さまでもお問い合わせの上でご覧いただければ幸いです。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

薄物いろいろ ぎをん齋藤 宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com