ぎをん齋藤
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宮林渉

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ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

御所解染帯

皆さん、こんばんは!(^^)/

弊社の染帯といえば御所解柄が一番人気でございます。

ぎをん齋藤が御所解屋と異名をとる程に、着物と帯をご検討いただく際には少なからず候補にあがり、

また染帯に関しましては、色目や柄を変えて数本お求めいただく事もしばしば。

御所解といえば!という認知をいただいているのは有難い事でございます。

その評価に甘んじる事無く、御所解の新作を出し続けていこうと考えてます。

弊社の御所解染帯が評価されるのは、わたくしが考えるに、

古典と現代の感覚が上手く融合されているのだと思ってます。

クラシックな柄粋でも地色は今の時代を意識した色目で染めてあったり、

また、しっかり刺繍を入れて構成している事も評価していただけているのかと。

御所解献上花といった名詞が付く事で、季節の制約から解き放たれる。

というのも持ってて安心の帯として認知していただいているのでしょう!

本来?染帯は季節を演出をテーマにおいて描く事が多かったです。

わたくしが入社当時の二十数年前から御所解柄は安定して評価されてましたが、振り返ると

今ほどではなかったよう思います。

その頃のお客様の染帯選びは「この時期のイベントに使う柄を」という目線でお求めいただく事が多かったです。

ぎをん齋藤も季節の先取りが出来るように桜、藤、菖蒲、紫陽花、朝顔、撫子、菊、紅葉、梅などと数多く染め出してご覧いただいていました。

それが現在では「季節限定は贅沢で。。。」というお声が多くなり、ご要望を叶えるべく御所解をご提案させていただいている。という事でしょう。

着物が今、どのようなシーンでお使いいただいているか考えれば当然の変化です。

そんな中でも「季節限定」柄をお求めのお声もございますので、その準備も着々と♪

 

今回のタイトル「御所解染帯」、

当初は「御所解染帯と摺箔染帯」としてまして、どちらかというと摺箔染帯をフューチャーして書こうと思ってました。

手始めに御所解染帯の事をと思って書いてましたら、長文となり…(-_-)

今度は、摺箔染帯が今、グングン注目度が増しているお話しをさせていただこうと思ってます。

 

宮林でした。

 

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