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筆 : 齋藤 康二

京都白川

 

 

 

皆様各位

 

日頃は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

この度、今月予定しておりました【第八回京都春の陳列会】

中止することとなりましたので、お知らせいたします。

(詳しくは弊社ホームページのお知らせ4月1日付けをご覧ください。)

時節柄ではございますが、皆様方にはご報告が遅れましたこと、

改めて深くお詫び申し上げます。

 

現在、新型コロナウイルスの感染はご周知のように全世界に及び、

前代未聞、不測の事態に陥っています。

国内においても、政府機関から連日あらゆる方面に要請が出され、

社会情勢においては自粛ムードがますます高まってきています。

今回の陳列会中止決定は、ぎをん齋藤の歴史の中では初めての出来事であり、

継続は力という信念を一旦、中断しなければならない厳しい決断となりました。

 

つい数ヶ月前まで、注意喚起で終わっていた新型コロナウイルスの感染拡大が、

この短い期間でこれほどまで世界全体に猛威を振るうとは、誰が予測できたでしょうか。

そしてまたこの得体の知れない、人類を脅かす新型コロナウイルスの感染拡大と

その脅威を目の当たりにし、翻弄されながらも必死で策を講じている政府機関の対応、

対策について、賛否、不平不満があることも事実であり、致し方無いことでしょう。

しかしこの新型ウイルスは全人類にとって、いわゆる未知との遭遇であり、

その正体不明なものがとてつもない感染力を持った脅威だとわかった今、事態をしっかりと

受け止め、何をおいてもまずは人命と秩序を最優先しなければならない緊急事態である

と認識し、覚悟すること、また我々一人一人が愛国心をもって共に行動していくことが

最大の感染防止策であり、この出口の見えない戦いおいて有効な武器になるといえる。

これからこの脅威がどこまで拡大し、どこから収束していくか、全く見通しのつかない

不穏な日々が続くが、決して終わりがないわけではない。

一つ確かなことは、この闇からなるべく早く抜け出し、平和を取り戻すための

道標(みちしるべ)となるのは信頼すべき政府機関からの要請、指示であり、

それを忠実に守り、実行していくことが我々のやるべきことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筆 : 齋藤 康二