皆さん、こんにちは!(^^)/
7月の着物と帯はご覧いただけてますでしょうか?
主人がコーディネートした帯にフューチャーしてお話しさせていただきます。
野趣な趣きのあるピーニアの素材の夏染帯「松に鷹」です。
ご覧のように透け感満載のお洒落で存在感アリの帯でございます。
このお太鼓のイメージは、ピーニアの生地が二枚重なって、その下に白の板を置いて撮影しております。
白芯を入れて仕立てたイメージですが、二枚重なっているので実際に仕立てるともう少し白くなります。
でも、あまりに白くなり過ぎるのも、この帯の持つ良さがスポイルされてしまうような。。。
そこで本題です。
カラー芯を入れるとこんなに違いますよ!
左が白の芯を入れた印象で、右がベージュのカラー芯を入れた印象です。
どちらが良いというのは無く、お好みですが、
透け感のある帯は、芯の色目で調子がかなり変化するという事を覚えておいて下さい。
芯を染めると時間が掛かる上に価格もアップしますが、数本は染めた芯の取り揃えもございます。
「この感じはカラー芯の方が良いな!」と思えば、その場でご提案するようにしてます。
また白芯を入れる事によってご覧いただいた帯の印象が変化すると感じた時などにも
薄いクリーム系の帯芯を入れると、イメージそにままに仕上がるといった経験もございます。
信用の上で、お任せいただいている部分ではございますが、参考にしていただければ幸いです。
本日は帯のカラー芯についてふれてみました。
宮林でした。