皆さん、こんにちは!(^^)/
ご紹介するのは、前回に引き続き「羽衣」です。
撫子が全て上を向くように柄付けしてございます。
タイトルの「仕立も考える」というのは、特別感のある素材を活かし、重ねてあっても盛夏もお使いいただけますよ!とおススメしている羽衣。
いっその事、お仕立も考えてみる。
今、考えているのは一枚づつ単衣仕立にして、比翼の様にくっつけて仕上げてみるのも面白いのでは無いかという事。
下品になってはいけませんが、歩くと裾廻りがヒラヒラと下の柄が見え隠れするのも面白いかと。
衿は伊達衿風に少しズラして出すようにし、でも袖の振りからニョキっと出るのは可笑しいし、ポイントをおさえてヒラヒラと。
言うのは簡単だけど、仕立屋さん泣かせなのは間違いない。
それでも、そんなお洒落を楽しみたい!とおっしゃっていただけるお客さまがいらっしゃったら、全力でご提案させていただきます♪^^
着物の形を変えてしまっては、もはや着物とは呼べないと思うところもありますので、今まで受け継がれてきた着物文化をしっかりおさえつつ、
ぎをん齋藤テイストを落とし込み、そこから「今」少しの変化を楽しんでいただける事を念頭に。
以前から構想を持っており、衽の部分のみ表と裏を縫い合わせずに独立させてお使いいただいた事もある。
ただ、衽の部分だけだとヒラヒラ感が思うように出なかった。
羽衣の素材と出会い、たくさん染めていく中で、無双仕立の新バージョンも加速させていこうと思ってます。
着づらい、たたみにくい、衿がボアつくなどを解消し、いつもの感じで着るとお洒落!みたいな無双仕立を目指そうと。
午後から仕立屋さんと相談です!
お洒落だと思うのですが、どうでしょう?
宮林でした。
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