皆さん、おはようございます!(^^)/
今日は辻が花に描かれる「隈取り」にスポットをあててご覧いただければと思います。
隈取りといっても歌舞伎役者さんのお化粧法の事とは違いまして、墨描きぼかしを指してます♪
ご覧いただく付下は染めで雲取りを施した上に「隈取り」を表現しております。
墨をぼかすのは熟練の職人さんでも、弊社の基準を満たす表現で仕上げてもらうのは難しい。
非常に時間と神経が擦り減る工程です。
そんな力作を陳列会などで見かけたら、是非 墨描きぼかしの「隈取り」をじっくりご覧下さい!
墨をぼかすので一発勝負! アップでご覧下さい。
生地の駒無地は比較的シボが少ない光沢感のある素材です。
それ故に「隈取り」が際立ちます。
シボの大きい素材ですと、語彙力にに乏しいですが「ガタガタ」となるのが必然で、
それに甘んじる訳ではございませんが、職人さんもそれなりの解釈で手を進められます。
その点、この素材の駒無地はそうはいきません。
地色や雰囲気がご自身のお好みでなければスルーしがちですが、一度立ち止まってご覧下さい。
弊社の物づくりのこだわりを少し感じていただける事でしょう!
ここからは裏話ですが、
弊社の基本的な価格設定は、各工程の職人さんの仕事に対して何時間要したかによって価格が設定されてます。
それが、この隈取りに要すた時間が膨大で、当初設定していた価格を大幅に超えてしまいました。。
主人も仕事には満足していますが、お客さまへご提示する価格としては可愛く無く。。
この「隈取り」を評価していただけるお客さまにとっては、「おっ」と思っていただける価格となってるハズです(^_-)-☆
要チェックです^^
宮林でした。
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