制作内容は夏物から袷せに移り、現在は秋冬に向けて進めている。
「もの作り」はとてもエネルギーを使う作業である、どういうことかというと
”0”ゼロからものを作り上げるということ、それを永遠に続けていくという行為が
まるで無境であるかのように感じる、何かを模倣するのではなく自分の美的感覚を
最高まで研ぎ澄まし、何をどういう風に積み上げていけば目的のかたちになるか、、、
頭の隅から隅までそれだけを想像し、自分を信じて進めていくモチベーションには
それに心酔して続けていく大きな力が必要となる。
それが人を感動へと導くのだと、先人から教わったことが私もやっと感じるようになった。
光悦染分け絞り檜染名古屋帯


