店主日誌 / 

STAFF DIARY / OWNER /

筆 : 齋藤 康二

昨日、会場の引き上げも無事に終了し帰京した。

今回は夏前の5月開催、また「薄物・夏物」の会ということで、

銀座での催しは昨年の年末以来久しぶりの試みであった。

近年、梅雨の時期を含め記録的な猛暑が続き、今年もその傾向にあると予想し

我々は3月から「薄物」を掲げ、皆様にご提案してきた結果、

その成果がようやくこの5月に実ったように感じる。

生地から吟味し、地色や配色、また単衣としても使用できる幅広い夏物として

着物から帯まで丹念に制作しているぎをん齋藤の薄物を多くの方に試していただきたい。


さて、今回の会は数年ぶりの「薄物」の会であったが、不安をよそに

雨の中多くのお客様がご来場され、心よりお礼申し上げます。

これから夏本番となりますが、ぎをん齋藤ではこの秋まで「薄物」を

欠かすことなく店頭にご準備しておりますので、

どうぞ引き続きよろしくお願い致します。

店主拝

筆 : 齋藤 康二