袋帯の制作を主とする齋藤織物。
現在は12月の東京銀座の会に向けて多種多様な袋帯を制作している。
その中の一つをご紹介!
今回は複雑な組織で織り上げた抽象的な現代アートとも言える逸品をご紹介する。
モチーフとなるのはインドネシアのテキスタイル、「バティック・二ティク」という
ろうけつ染の一種で、ジャカルタ宮殿の王族御用達の伝統あるテキスタイルが見本となる。
その特徴は無数のドットや幾何学文様、抽象的な動物の形や紋章をろうけつで表現したもので、
民族色が色濃く表れるその文様を「織物」で再生させた。
では、ご覧いただこう。
バティック・二ティク ろうけつ染幾何学文様袋帯



