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ぎをん齋藤スタッフによる、染めに関わるウンチク+京都な日々をお届けします。敷居の高い印象を持たれがちな弊店を、少しでも身近に感じて頂ければ幸いです。

悉皆の半月

「悉皆」と書いて「しっかい」と読みます。

「悉く」と書いて「ことごとく」と読むことをこの仕事をするようになって学びました。

こんな漢字、学校で習いましたっけ(;^_^A アセアセ・・・

そんな訳で、悉皆とは「なんでも全部!」という意味合いになります。

呉服業界には「悉皆屋」と言われるポジションもございまして、

白生地の染め出しから、お仕立て、浸み落とし等々、分業化された呉服に関わる様々なお仕事を橋渡しするお仕事です。

 

ただ、本日の記事に取り上げる「悉皆」とは、狭義の「お手入れ(品)」のこと。

この8月後半は、大城的には悉皆ラッシュ!の半月。

季節の変わり目ですし、すごく汗をかかれた夏物お手入れの受け入れはもちろんのこと、

単衣・袷シーズンに備えて仕上げてきたお手入れ品の数々を最終チェックに梱包、

発送なりお届けなりを心(腰)折れそうになるくらいやってます。

 

私が入社した頃から番頭の松島さんの元には、いつも何かしら悉皆が届いている様子を

大城はこっそり覗き見していますが、単純なお商売だけでなく、

アフターフォロー、メンテナンスにも機敏に動かれる姿勢はまさに営業の鑑!

大城担当顧客の皆々様、大城もいつでもお待ちしてますよぉぉ(; ・`д・´)!

いやいや、私からお声掛けせねば!ですね~!

さて…これからこの大きな箱をお届けです…(^-^;

この梱包が昨日も大変でした笑

 

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✉:gionsaito-ohshiro@outlook.com