ぎをん齋藤
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齊藤康二

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京都東山の祇園一角に店を構えて170年余り、
呉服の専門店として自社で制作した独自の
染物・織物をこの弊店で販売しています。
ぎをん齋藤の日常からこだわりの”もの作り”まで、
弊社の魅力を余すことなくお伝えしていきます。
皆様からのお問い合わせ、ご質問などお待ちしております。

◆お問い合わせ
ぎをん齋藤 齊藤康二
TEL:075-561-1207
(Mail) gion.saitokoji0517@gmail.com

目先の桜は春爛漫

目の前の桜は本日、満開となりました!

世間の風潮はよそに、例年の如く今年も精一杯咲いています。

近くに寄ってまじまじ観察すると、何とも言えない、純粋で可憐な様子、

そしてその汚れない姿に見入っていると、こちらの心も少しずつ

浄化されている、かのように思えてきます。

ほんとうに癒されます、本来、花見とは(酒の肴ではなく)こうゆうことなのでしょうね。

 

(縄手新門前通)

 

一方、社会はいっそう自粛ムードが高まり、世間はあらゆるストレス、

特に政府の対処対応の悪さ、現実とかけ離れた行動に信頼をも削がれる

憤りに耐えながら毎日を過ごしています。

まずはトップである政府が、国民全員が納得する政策、対策を打ち出し、

あらゆる経済不安と、新型コロナウイルスに対する脅威を少しでも払拭させる

ようなリーダーシップを務めることが一番でしょう。

そしてまた我々国民や社会においても不安を解消する助け合い、励まし合いが

できるのではないでしょうか。

皆さんもご存知のように、欧米では地域住民が一つとなって、近くで会えない、

握手ハグもできない環境で、お互いに励まし合う手段をみつけています。

イタリアでは同じマンションの住人が夕方6時になるとベランダに出て、

励ましの言葉や歌、メッセージを交わしています。

これは単なるお互いを励まし合うだけでなく、独り暮らしの高齢者に対しての励まし、

そして状態を確認し合う、というすばらしい行動につながっています。

日本もイタリアと同じ、多くの高齢者、弱者が身寄りもなく独りで暮らしています。

我々一人一人のアイデアが元気をもらえる行動につながり、また日本特有の

詐欺まがいな行為、事件から弱者を救えるきっかけになるかもしれません。

 

話がだいぶそれましたが、ぎをん齋藤はこれからもたくさんの美しいもの、

感動を与えるものを制作し、直接皆様にお見せできない分、このホームページ

から発信していきます。

どうぞ皆様、ご高覧いただき、癒しの一つとなれば幸いです。