ぎをん齋藤
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松島輝明

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このブログでは花街独特な風習を、写真等おりまぜて
ご紹介いたします。

几帳

道長ぼかしに几帳をちりばめた付け下げです。

几帳とは平安時代以降公家の邸宅に使われ、

二本のT字型の柱に薄絹を下げた間仕切りの一種。

簾の内側に立てて、二重の障壁とするほか

可動式の間仕切や目隠しに使われました。

 

参拝の折など、高貴な婦人の身を衆目から隠す障壁、

荷物などを見苦しくないように隠しておく

目隠しとしても使われたそうです。