ぎをん齋藤
ぎをん齋藤

ブログ

宮林渉

宮林渉

  • 月を選択

ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

羽衣

皆さん、こんにちは!(^^)/

弊社で「羽衣」と呼んでる素材。

生地一枚でご着用いただくのは、さすがに透け過ぎて叶わないが、

二枚重ねる事で表情豊かな着物となる。

無双という言葉もあるが、

敢えて別の「羽衣」と呼んでいるのは

6月~9月と薄物の時期に通して使って欲しいから。

二枚重ねても一般的な夏の素材の絽より薄く軽やかである!

それなら夏も使って欲しい。

ご着用のチャンスも広がるし♪

無双と表現すると制限が加わりそうで、、

「羽衣」です。

それでもきっと夏の時期は可笑しくない?

という声もあるだろう。

その時は、いつもの無双感覚でお使いいただければ良し。

お洒落だからといって

ぎをん齋藤のご提案ですから

何でもかんでもOKとすると

目指す王道から脱線する事にもなりかねない。

あくまでご提案としては、

しっかりとした着物と帯、

それにまつわる襦袢や小物を

おさえた上で!

薄物の時期のお洒落としてお楽しみいただきたい!

それくらいの捉え方でご着用いただくほうが、

「キチンとしな中にも遊びがある」ような、

きっと良い結果をもたらすと思います。

そんな「羽衣」の一例をご覧下さい♪

これは羽衣の下の部分。

辻が花の墨描きの技法を用いて表現している。

一枚では透け過ぎて着用禁止です(笑)

こちらは上に重ねるもやぼかし

二つを重ねて「羽衣」完成!

せっかく薄物の時期にお洒落するのだから

新たに、この様な感覚もステキかと♪

今回は水色もやぼかしを重ねたが、

例えば黄色系の色目を上に重ねると、

また違った雰囲気の演出も出来るでしょう!

同色も違った味わいが楽しめるが、色遊びという意味では

上下違う色目の組み合わせもチャレンジして欲しい。

 

帯もご着用のシーンを想定し、ご提案しますよ♪

例えば。。

きものと帯、双方相性のよい調子でバランスを考えればこんな感じ

「白の帯なら無難だし、面白く無いから何かなぁーい?」

という感じなら銀彩で仕上げた竹笹はいかがですか?

わたくし的には、この「合ってるの?どうなの?」という際が面白いかと。

などと、

お話しさせていただいて♪

自粛期間にスキルアップした?

コーディネート力をこれから発揮しましょうぞ(^_-)-☆

皆さん、

徐々に、

でも慎重に、

楽しい着物ライフを

取り戻していきましょう♪

 

宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com