ぎをん齋藤
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宮林渉

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ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

秋近し?

皆さん、こんにちは!(^^)/

京都は数日 雨が降ったり止んだりです。

スカッと秋晴れ!とはいきませんが、焦らず待ちましょう♪

それでも刻々と秋の足音は聞こえてきております。

弊社の物づくりも10月京都陳列会に向けては勿論、

12月も銀座で陳列会を開催すべく、日々精進しております。

そんな中、一足早くの紅葉をお楽しみ下さい♪

風華なる生地に 糸目無し友禅で描いた紅葉♪

ご検討いただいている顧客さまもいらっしゃいますが、

「風華」という生地の解説もさせていただきたかったのでアップしました!

よくお客さまからは「この生地、紬ですか?」という質問をいただきます。

絹糸を使用しております。なので「やわらかもの」でございます。

シャリっとした風合いと少し節のような糸も見受けられますが、これは

三種類の糸を経緯に使用してある為でございます。

かべ糸、芯になる糸に 細い糸を巻き付ける

片撚糸、左右どちらか一方から撚った糸

柞蚕絹紡、柞蚕から短繊維化し 紡績した糸

三種が異なる伸度を保つ為に 美しい表情をする事が特徴

また、よくみると細かな格子状の表情をしております。

染める地色によって、格子のみえかたが違いますので、

同じ生地でも色目によって表情が変化します。

ご着用いただけるお客さまにとっては、

そんな小難しい事よりも、お似合いかどうかが一番ですが、

昔、そんな事を教えてもらいましたので、記しておきますね。

この風華は、そんな特徴から

まだ暑さの残る10月初めも お単衣でお使いいただく事もしばしば。

この紅葉なら袷をおススメ致しますが、それはお使いいただくお客さまのお気持ちもございますね。10月にお単衣をお使いになられるケースがございましたら

風華も候補の生地となる事でしょう!

風華は、どちらかといえばマットな染め上がりで、派手な色調がお好みの方には向きません^^

と、付け加えておきます。

秋になりますと秋草、紅葉、お月見といろいろ連想しちゃいます。

鹿やうさぎもよく登場しますね!

10月1日~5日の京都陳列会、テーマは琳派!秋冬にはバッチリハマる企画でございます!

摺箔の金色も映える季節となりますでしょう!

皆さま、どうぞお楽しみ下さい♪

下記メールよりお問い合わせいただけましたら、そんな雑談を含め ご提案させていただきます♪

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

宮林でした。

(075)561-1207 (ぎをん齋藤)

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