皆さん、おはようございます!(^^)/
お誂えを承っております御所解染帯の草稿です!
こちらは構図から起こすスペシャル仕様です!
縮緬でクリーム地、 友禅あり、刺繍ありと豪華な御所解となる予定!
お花の部分で、少し濃く描いている箇所は柄の淵に友禅で色が入ります。
お腹の柄は梅と牡丹!
お正月には梅をお使いいただき、平素は牡丹をお使いいただくイメージです。
よって年末までには仕上げないとです!!
梅の枝は仕立てが仕上がると敢えて折り込んで絵を切るように調整しております。
これは日本画の如く、ご覧になられている方が枝の その先をご自身で想像して欲しい!
という思惑をもって切れるように構成しております。
上の画像のお太鼓の菊も縦横共に はみ出てます!
これが帯としての「たっぷり」した絵付けとなります。
柄の全てがお太鼓の中に収まってしまうと何とも「小びんな」「こじんまり」した仕上がりになると思ってます。
こういうところを下絵屋さんと調整して進めて参りました。
下絵屋さんは、指示しないと全てを収めて描きがちなので、その辺の意向をもとに指示させてもらいました。
そんな事で、ここに至るまでには柄の位置、大きさと細かい調整を何度も繰り返しております!
一つの帯を作り上げるのにも、時間の掛かる作業というのがおわかりいただければ幸いです♪^^
お客さまが許すなら、また追って工程のご紹介をさせていただきますね!
宮林でした。