皆さん、こんにちは!(^^)/
本日は、久々に仕上がった「玉伊予」の付下小紋のご紹介です!
伊予染めとは江戸後期に流行した染め模様です。
下地にクリーム色を染め、朱色とグレーを縞にぼかしで再度染めるのですが、その際に渦巻きの表現をつくるのに匠の技が必要となります。
渦巻きのように「玉」を表現するのが難しく、出来る職人さんが京都でもほとんどいません。絶滅間近…(-_-)
「玉」だけでなく、朱の下にグレーのを入れているような感覚のぼかし染めも併用した染加工で、奥行きがモアレの演出につながってます!
引っ張ったり?揺らしたり?の染め加工でぼかしを表現しているようです(又聞き)が、実際にみると何ともやわらかい!
同じく江戸末期に流行した御所解染帯と相性がよいのも
時代がリンクしているからでしょうか?
縞の小紋ですが付下調に胸、袖振り違いにも「玉」が出てきます!
裾廻りの柄付けです。
写真は沢山撮ったのですが、モアレが出て色目が安定しないので実際にご覧いただくのが一番よいです^^
次にいつ出来るかわからない「玉伊予染」なので、色目が合えば年齢を問わずにお使いいただきたいです♪
合わせる帯は、
御所解染帯が鉄板コーデです!
ですが、お洒落は人と少し違うセンスを出したいと思うのも心情ですし、紬素材で表情を変えてもお洒落かと思いまする^^
次回は帯を合わせてご覧いただけるようにしたいな~。。。
否、します!(@^^)/~~~
そんな絶滅危惧な「玉伊予染」のご紹介でした。
ブログで告知してました銀座出張販売に玉伊予、ご用意させていただく予定です。
それまでにお嫁入りしたらごめんなさい。
9月20日(木)14時半頃から一時間程度、17時以降20時迄。
銀座8丁目のホテルの一室でご用意させていただきます!
詳細は下記お問い合わせ欄よりご連絡下さいm(__)m
宮林でした。