大城 大 / 

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筆 : 大城 大

眼鏡キャラのせいか、大城は理屈っぽい数字が得意な冷徹男に思われることがよくありますが、本性は感性重視の文系、涙腺弱男です。

そんな大城が着物帯の染め出しに没頭しだすと、大概「道具」類をモチーフにした図案に偏ります。人の手で作りだされた「道具」って、とても魅力的に感じませんか?? 細かな技巧や、考え尽くされた機能美。自然が生み出す造形とは違う趣きに、人の「意思」を感じるとでも申しましょうか。雅楽器や扇、几帳や香炉、釣瓶やら花笠やら、とにかくそういう題材が大好きです。

そんな大城がずっとやりたいやりたいと思っていたモチーフがあります。扇を投げて的に当てる遊戯、「投扇興」です。

ご贔屓いただいているお客様S様から「冬の帯を作って」というご要望を頂戴しまして、「投扇興で作りたい」とお返事したら、「今シーズン間に合わなくてもいいから絶対良い品にしてよ」とのこと。ムフフ…(๑˃̵ᴗ˂̵)お任せあれ…!

お太鼓の図案を準備するにあたり、道具類をこじんまり配置するのは簡単なんですが、どうにもしっくりこない。どうしたもんかと先日は下絵職人さん宅に夜な夜なお邪魔してワイワイガヤガヤ。(その節は職人さん、お付き合いいただきありがとうございました)

今回は柄の配置についてすごく勉強させてもらいました。試行錯誤って大事です。おかげで納得のいく形に辿り着けました。お誂え主S様からも「すっごく素敵♡」と太鼓判を押してもらって、いよいよ来週から染め出しスタート٩( ‘ω’ )و! 新年早々楽しみな仕事です♪ 余裕があったら経過掲載します笑

 

蛇足になりますが、以前ご紹介したドスコイ帯のお誂え主O様と本件のS様は好みがそっくり。S様の了承を得て当blog掲載させてもらってますが、東のO様と西のS様、土俵の外でせめぎ合うお二人の取り組みが熱いです笑。ちなみにO様のドスコイ帯も器物モチーフだったり。

以上、お道具フェチの大城でした笑

 

 

 

 

筆 : 大城 大