宮林 渉 / 

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筆 : 宮林 渉

皆さん、おはようございます♪(^^)/

先日、お客さまとお話しをしていた一コマをご紹介します。

その時は先日ブログにチラみせした紫陽花の着物についてお話ししていたのですが、「紫陽花、とてもお洒落で好きだけれど、季節限定の贅沢な着物よね~」と。

わたくしは「そうですよ~おっしゃる通り、そこが良いとこのなのです~」と。

こんな他愛もないお客さまとの一コマですが、ここにぎをん齋藤の物づくりの根幹があるのです!

物があふれている時代において、何を基準に物づくりに取り組んでいるかというと「贅沢な!」という部分を大切にしております♪(^^)/

言い方はいろいろで「こだわり!」という言葉になったり、「ぎをん齋藤にしかない!」という事に繋がると思います。

紫陽花のアップをご覧下さい。

何と!紫陽花の花には白糸で刺繍を入れて仕上げてます!

この刺繍が無くても、紫陽花の表現としてはある意味仕上がっていると思います。

それでも刺繍を入れるのは、着物が仕上がってご着用いただく際、日の光にあたった時などに縫いの部分がスッと浮き出て、より良くなると考えるからです。

紫陽花は40万ちょっとの反物ですが、刺繍がないと30万円台になりますが、それではぎをん齋藤の品として完成では無いのです。

価格にもバランスは当然ございますが、生地から贅沢にこだわっているからこそ、それを感じていただいたお客さまから「良き!」と思っていただけるのだと思ってます。

どこにでもあるなら、そこでお求めいただければ良いくて、

ここにしかないぎをん齋藤の物づくりを感じていただきたく思っております。

贅沢だけれど、放せない!

その良さを感じてしまえば、後戻りは出来ませんね。

昔から、「齋藤さんはええもん屋さんやから~」と地元のお客さまに言われます。

そこには「高い!」という含みもあるでしょう!

でも昔からご贔屓さまなのです。

昔から良い物づくりをしている!と感じていただけているのですから、今後も変わらず、ここににかないぎをん齋藤の物づくり!を邁進していきます^^

 

薄物いろいろ ぎをん齋藤 宮林でした。

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筆 : 宮林 渉