スタッフ日誌 / 

DIARY / KIROKU /

筆 : 齋藤織物

年明けからアトリエでは来る陳列会のために職人それぞれがあわただしく

一本でも多く新作をという気持ちで織進めております。

軽やかな帯、中でもとりわけ香纓は地の糸も細く、裏が透けるほど。

そのため柄と柄の間で糸が渡らないように、時には緯を増やして、

それぞれの柄で完結するように小杼を操作する(縫い分け)をします。

それなりに長く勤めてきている私でも今回が過去一の縫い分けでした。

絵緯

その数なんと17丁!

表からはなかなかわからない製作秘話です。

とくに腹紋にご注目いただけましたら、職人技も報われます。

一足先に3月展分を織りあげたので、足を伸ばして梅を見に行ってきました。

梅見

今年は梅の当たり年だそうで、紅白の梅がそれぞれ見事に咲いていました。

日差しが温かい日も日に日に増えてようやく春めいてきましたね。

一本でも多く織りあげられるように、今後とも頑張ります。

宮地

筆 : 齋藤織物