あっという間に9月。
来月上旬の陳列会に向けて着々とアトリエでは商品を織り進めています。
その中で私が織っている帯を紹介します。
「緯錦 横段唐草」
垂飾風の華文と唐草、2種類の柄を交互に配した帯です。
経糸は紬糸。ベースの無地はオリジナルで制作していただいている「銀杢(ぎんもく)」という糸を使用しています。銀杢は上品な輝きで紬糸ととても相性が良いため齋藤織物ではよく使用しています。
2種類の柄には漆糸や細い絹糸、そして金糸類。キラキラとしたジュエリーのイメージで織り上げ、お太鼓と腹で柄の配置にもとてもこだわりました。
齋藤織物では、配色や構図を織手が考えて制作することがほとんどです。
織手それぞれの感性がつまった帯を是非ご堪能ください。
陳列会の詳細やご予約方法については以下のURLにてご覧ください。
「第七十五回 京都秋の陳列会」のお知らせ – ぎをん齋藤・齋藤織物 (gion-saito.com)