種類

留袖

黒留・色留
結婚式や格式ある式典などに着用。第一礼装。
特徴：黒留は五つ紋、色留は三つ紋、柄は裾まわりのみ、柄行は格式ある吉祥文や有職文などおめでたい柄が多い。

訪問着

結婚式や初釜（お茶会）、パーティーなど晴れの舞台などに着用。
特徴：柄が袖、裾、胸にあり、柄行は留袖と同じく格式ある柄、または四季折々の草花やそれに因んだ御所解文様などが有名。

柄：御所解　生地：縮緬（鬼しぼ）　色：臙脂地

付下

主に季節のお茶会など、お呼ばれに着用。
特徴：柄は必要なポイントにある飛び柄で、柄行は四季の草花や吉祥文、またはしゃれた更紗や正倉院文など、季節を問わず着用できるものもある。

柄：竹屋町唐花縫い　生地：風華　色：鼡地

小紋

普段着・しゃれ着。
特徴：普段着、しゃれ着、柄行は無地に近い絣のものか、全体にびっしりと入っている総柄のどちらか。季節などは問わず、年中着ていけるものが主流。

柄：小菊水玉絞り　生地：菊唐草　色：薄藤地

振袖

成人式用の着物（袖丈は１尺）
特徴：成人式用、柄行は晴れの舞台に応じて豪華絢爛。宝尽くしや扇面など、格式ある柄の中でもかわいらしいものが多く、色目も華やかな活気のあるのも特徴。